ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.11.15 06:41ゴー宣道場

第51回「ゴー宣道場」アンケート回答(その1)


11月8日、第51回「ゴー宣道場」が大阪で開催されたが、
これは初の関西版「ゴー宣道場」となる。

参加者に待望感がにじみ出ていて、
場が温まっている感と、師範方の意気込み感が
上手く作用して、大変盛況な開催となった。

アンケートを紹介しながら、わしがひとことコメントを
加えていく。

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◆デモとはそもそも何ぞや、立憲主義とは? 憲法とは?
 ここまで突っこんで言葉の意味まで確認しながら、
 しかもジョークをまじえながら話をできる場って
 なかなかないと改めて感じました。ネットでの内容も
 もちろん良いのですが、臨場感のある実際に向き合う場は
 とても学びになりました。
 (京都府・42歳男性・介護士)

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わしも参加者の顔色や目の輝きを見ながら話すし、
ある特定の数人に照準を合わせて話す時もあるし、
女性が笑ってたらこっちも調子にのっちゃうし、
ナマの道場だからこそ互いに感じ取れるものがあるからね。

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◆疲れたぁー…良い意味で!! 
 最初は緊張気味でしたが、師範方の話にどんどん
 引き込まれて、あっという間でした。面白い!!
 初めての生ゴー宣、非常に楽しくドキドキでした。
 やはり生の声、表情、しぐさ、すごく心の言葉が
 ストレートに届きました。明日からも、頑張るぞーっ!!
 (兵庫県・42歳男性・会社員)

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内容が伝わるか否かだけじゃない。
人に活力を伝播できたということに、やりがいを覚えます。

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◆初めての関西開催にもかかわらず、スムーズな進行で
 あったのは、ひとえに設営隊の皆さんの頑張りに
 よるところだと思います。皆さんには本当におつかれさま、
 そしてありがとうと言いたいです。
 時間もあっという間で、トイレに行きたいと思うひまも
 ありませんでした。参加してよかったです。
 あ、女性師範方は実物の方がまちがいなくお美しいですね!
 ゲンロンカフェなどもそうですが、草の根の言論がもっと
 広がればという思いがあります。
 テーマとしては、男女のことについて、小林先生の
 「女について」のようなお話がもっとききたいですね。
 政治の事もよいですが、たまには…
 (大阪府・42歳男性・会社員)

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硬質な話に軟派を混ぜることも、今後は
やっていきたいですね。

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◆美男美女しか宣伝カーに乗れない時代というお話が
 とても面白かったです。
 ならば、道場も作戦として、美男美女を集めての
 啓蒙活動も戦略的には有効かと思います(笑)。
 (兵庫県・50歳・会社員)

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師範は顔だけじゃ勤まらないので、参加者に
誘ってきてください。

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◆会社で管理職をしておりますが「現場をとれ」この言葉を
胸に、地についた活動をし、依存・妥協することなく
部下・自分自身も鍛錬したいと思います。
(兵庫県・46歳男性・会社員)

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いいね。こういう人。分かってくれてる。

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◆生でよしりん先生を見て、声を聞いて感動しました。
 特に高森師範は穏やかな文章を書かれてるのに、
 発言する際は、かなり気迫があって驚きました。
 今回参加して、こんなに日本の事を考えてる人が
 おるんやと思い感動しました。
 2回目がもしあるなら設営隊に参加して貢献したいです。
 (兵庫県・33歳男性・郵便局員)

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関西版の設営隊長・カレー千兵衛くんを手伝ってあげて。

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◆初めて参加しましたが、驚きの連続でとても為になる
 内容でした。また、関西で開催していただきたいと
 思います。
 (京都府・14歳男性・中学生)

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よお来た。大人の難しい話をじっと聞いていると、
同年齢の子よりは早熟に成長するから得だぞ。
わしがそうだった。

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◆議論は内容がむずかしかったけれど、ウヨクとか
 サヨクとかのことが知れてよかった。
 今の大人のドロドロな政治の話とかが聞けてよかった。
 今も昔も人のかんがえはみんないっしょということが
 よくわかった。
 (大阪府・14歳男性・中学生)

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うん、よお分かっとるやないか。
大人のドロドロな話ってパンツ泥大臣や、同性を
議員会館に連れ込んでた武藤議員の話か?
昔も今も一緒ってのは、若者に媚びる大人の話だな。
ダメな大人がいることも知ることは大事だ。

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◆学校の授業はすぐ眠くなってしまうのに、3時間もある
 ゴー宣は全く眠たくなりませんでした。師範のみな様の
 話はすごく心に残るものでした。若い時に、この様な話を
 聞けたことが僕にとって良かったと思います。
 (兵庫県・16歳男性・高校生)

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立派!全く眠くならなかったのは、君が本物の学ぶ
意欲を持っている証拠だ。
それで良か!

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◆元々頭に何も入っていない私が本日分かったこと。
 ☆デモよりも議論が大事
 ☆アメリカにDVサレJAPANはそんなにアメリカを怖がらなくていい
 ☆たかもり先生予想以上におしゃれ
 私のような「マジ何も読んでない奴」が潜り込んでいる場合が
 あります(でも「卑怯者の島」はムリヤリ読みました、あとAKB)
 そのような者でも…質問しても良いコーナーがあれば
 ウレシイです!!
 (兵庫県・36歳女性・主婦)

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質問していいよ。全然かまわんよ。

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◆ポジションに固執せず、日本人としての常識を
 発動させる大人を増やしていくことが、あらゆる問題を
 解決するのに必要だと思った。
 菅直人が人の役に立ったことがあるのを知り驚いた。
 (大阪府・50歳男性・自営業)

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自称保守村で菅直人はボロクソ言われ過ぎ。

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◆自分で思考することには限りがあるので(読書量や時間、
 物の見方など)先生方の知識の深さや他の参加者の方の
 きり口に感動しました。
 失礼な言い方ですが「おもしろい!!」のひとことでした。
 簡単に情報が入る中で最も簡単なout putの表現方法が
 “デモ”だと思ってます。Face bookなどで普通に誰しもが
 表現できる状態に慣れている若者が安易に参加しやすく
 なっているのではないかと思ってました。
 戦争論を読んで(もちろんそれだけではありませんが)
 自衛隊の道に進んだ息子が、自分なりに?現場?を
 とってくれる日を楽しみにしてます。
 (大阪府・48歳女性・医療事務)

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日々の仕事と家族を守ることだけで精いっぱい
という人は多い。難しい本なんか読む暇はない。
でも「ゴー宣道場」では楽しみながら、
肝心な考え方・思想を吸収できます。
『戦争論』を読んで自衛隊に入った息子、えらいですね。

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◆小林先生の「アメリカを恐がりすぎ」という言葉が刺さりました。
 自主防衛や独立という問題は、実は対米問題というよりも
 日本の内因的な問題と言うのは新たな視点を与えられた
 思いです。
 ではその独立の気概をどうやって養うのかというと、
 結局こういった議論の場を持つことが地道ながらも
 確かな道なのかと考えさせられました。
 (京都府・34歳女性・専業主婦)

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敗戦後の日本人はニートですからね。
独立心を育てるのが「ゴー宣道場」です。

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◆「1000円では安すぎる!」というのが率直な感想です。
 正直朝生なんかよりこっちをテレビ放送すべき。
 大阪・関西のマスコミにおける思想的環境は東京に比べ
 10年は遅れていると思っているので(常に東京で流行った
 思想を後追いで追いかけている。未だに橋下が支持されて
 いるのがいい証拠)、もっともっと関西でもこういう場を
 作って欲しいと思います。
 (大阪府・36歳・会社員)

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嬉しいねえ、こういう感想。

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◆面白かったです。質問者はイケメンが絶対条件の
 ようですね。ハゲの私では相手にされません。
 こういう所は婚活と同じですね。
 2ヶ月に1回行われる、東京が羨ましいです。
 (大阪府・41歳男性・会社員)

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こらこら、笹さんが「イケメン」と言って指名するから、
いじける人が出てくるだろ。
次はハゲを指名するよう、笹さんに説教しなきゃ。

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◆高森さんの「戦争をできない国にして戦争をするのでは
 なく、戦争を出来る国にして戦争をしない」という言葉が
 とても納得できた。
 (奈良県・37歳男性・翻訳者)

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まさにこの言葉に尽きますね。

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◆道場開始前から設営隊の方々の懸命な運営ぶり、そして
 今から始まるというドキドキ感、ステキで重厚な道場の
 垂れ幕などに感動して涙と鼻水をこらえるのに必死でした。
 そしてよしりんたち師範登場でさらに感動でした。
 笑いも多く、時間があっという間に過ぎました。
 よしりんの話にたまに入る高森師範のつっこみ(合いの手?)
 がスパイスが効いて笑いを誘いました。
 議論に必要不可欠である、相手を信頼し、尊重する関係が、
 師範たちの間で形成されているのかな、と道場は見るのも
 参加するのも初めてでしたが、そんなことも強く感じました。
 (京都府・30歳女性・主婦)

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感情の豊かな人だなあ。
ロックコンサートみたいじゃん。

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◆最も印象に残ったのは、やはり、今の日本には
 「主権が無い」という所です。お話を伺いながら
 はらわたが煮えくり返るような、ムカつきを覚えました。
 感情が動きました。自前の軍隊を持てば金がかかるとか、
 今の制度では無理とか、どうとかこうとか…。
 まず主権だろう!と思います。主権を守るためならば、
 死んでも仕方ないだろうと、僕は思います。
 結局は「恐いから、嫌だ」というヘタレ根性、感情が、
 まずあるのだと思います。昔はそんな日本人ばかりじゃ
 なかったのに…と思います。
 (兵庫県・36歳男性・児童養護施設職員)

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その「ムカつき」が国民としては健全なんです!
ムカつかない人々が自称保守派の中にも増えすぎた。

アンケート回答、続きがあります。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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